スーパー大回転は、オーモット、マイヤーっていう、懐かしい顔ぶれが1、2位。
何と言うか、あんなスピードを競う競技でも、回転の技量も必要なせいか、
観ていても、ベテランの精緻な滑りは見事だと思った。
女子カーリング。
誰が何て言ってもカーリングって微妙だよな、と思って、
これまで、ほとんど真面目に観た事がなかった。
けれど、ごめんなさい、なるほど、じっくり観て、凄さが分かった。
ブラシで掃く人は、ずっとそれだけやるのかと思っていたが、交代でやるんだね。
LEAD、SECOND、THRID、SKIPっていう、4人のメンバーの役割とか、
ポイントも分かってきた。
カナダ戦でのSKIPの小野寺選手、当たり過ぎで怖いぐらいだった。
一瞬、無意味に見えるストーンも、次への布石だったりする。
途中でどれだけ有利に見えても、最後の一投で、全てがひっくり返る。
最後に決められる後攻が有利で、前のエンドで点を取った方が次に先攻になるから、
わざと相手に点を取らせて、次の後攻を確保したりする。
静かな展開とは裏腹に、技と駆け引きが、えげつないほどの熱い結果を引き出す。
一試合、先攻後攻を入れ替えながら10エンド、2時間半も掛かる。
氷上で、感覚も鈍るだろう中、体力はさておき、
精神力と集中力、そして展開を読む洞察力の如何が問われる。
王者スウェーデン戦。
延長まで王者を追い込んで、最後の一投も、狙い通りに置いたのに、
後攻の相手は最後の一投を完膚なきまでに決め、日本の大金星は目の前で逃げていった。
他チームのメンバーは、どう見ても30代以上が主流。
経験が物を言うのだろう。
日本は、20代中心の若いチーム。
新興勢力が伝統に風穴を開けんとする様は、清々しい。
精緻さの点で、日本はまだ粗いと思うけれど、相手を圧倒していく気迫を感じる。
スウェーデンは、日本を最も手強い相手だったと評したそうだ。
リーグ戦は、一発勝負と違って、プロセスが分かるのが楽しい。
あと3試合。
準決勝進出は、本当に厳しくなった。
けれど、この大会に終わらず、先に続く一石を投じて貰いたいと思う。

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