2006年03月05日

誇り。真面目さゆえの苦しみ

WBC POOL-A、いわゆるアジアラウンド。
2次リーグ進出を決めている日本と韓国の対戦。

終盤で、イ・スンヨプの逆転2ラン。
韓国の後塵を拝する。

・・・別にいいんじゃないかと思うんだけれど、
どうも、日本代表の悲壮感が気になるなぁ。
「絶対に一位通過」って言っていたから、後に引けないというか。

確かにアジアのプライドっていうのは分かる。
けれど、本当の勝負はアメリカに行ってからだ。
どうせもう一度遭う相手で、その時は、BEST4を掛ける戦いになる。
本当の勝負は今じゃない。
だから、負けられる試合に負けて、相手に戦力を使わせて、
充分に把握しておくっていう戦い方もあると思う。

王さん初め、真面目な日本代表には、
とても「負けてもいい」なんて論外だったのかも知れない。

けれど、アテネオリンピックで日本がオーストラリアに負けた時も、
それまでの戦いで、愚直に勝利を求めて手の内を曝け出し過ぎた結果だという見方もある。

競技こそ違えど、サッカーのブラジル代表は、
負けてもいい試合は、完全に割り切った戦いをする。
逆に、本当にポイントになるところだけは、絶対に勝ち切る、そういう切り替えができる。

いずれにしても、最後によりよい結果を導くために、今をどうやり切るのか、
ある種の卑怯さ、いい加減さも、勝つためには必要なんじゃないかと思う。
ま、真面目さが日本代表の「伝統」なら、それもよし、ではあるけれど。
確かに僕も、凄く悔しくはあるし。

けれど、実際、どう言っても、日本代表のどこかに「全力」になり切れない部分もあったと思う。
だから、イチローは、率先して周りを煽り、自分を追い込む必要があったのだろう。
この結果をきっかけにして、今まで入り切らなかった「見えないトップギア」が入ればいい。
実際、野球は、どんなに強くても絶対に負けないっていうスポーツじゃない。
それを、「伝統」を有する日本ならよく知っているはずだ。
だから、今は、いい。

とにかく、どうあっても、勝負は、これから。
慌てる必要も、凹む必要も一切ない。

「野球の誇り」に曇りなし!


ニックネーム パラマリボ at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Beisbol
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